まさか、
詐欺被害だと気づいてから
1年後のほうが状況が厳しくなっているなんて思いもしなかった
詐欺被害も1年も経てば
次のステップに希望を持てるようになっているはずだと思っていた
経済状態もそれなりに立ち直っているだろうと…
でも、現実は違った
詐欺被害に気づいた直後よりも
1年経った今のほうが、ずっと厳しい
日に日に、気持ちは暗く沈んでいく
詐欺被害直後に抱いたわずかな希望
なぜなら、昨年の詐欺被害直後は
「預金保険機構の口座の中に、もしかしたら奪われたお金が残っているかもしれない」と
かすかな期待があったから
落ち込む気持ちも
その期待でなんとか奮い立たせることができていた
けれど、約1年後
口座残高の公表で突きつけられた現実
預金保険機構から公表された詐欺に使われた銀行口座の残高は
ほとんど残っていなかった
騙し取られたお金は、ほとんど返金されないという現実を突きつけられ
心の支えだった
「もしかしたら騙し取られたお金を取り戻せるかもしれない」という希望は消えた
預金保険機構から見えてきた将来の展望は
希望ではなく、絶望だった
背負わされた借金と生活困難
現実に残ったのは
詐欺師に騙されて背負わされた莫大な借金だけ
弁護士を通じて振り込め詐欺に使われた
一部の口座名義人と返金の同意書を交わしたけれど
背負った借金があまりにも大きすぎて
司法書士にお願いして借金の返済額を減額してもらったけれど
その結果、全てのクレジットカードが停止され
現金がなければ何もできない生活になった
借金減額後も、月収から生活費や借金の返済を続けると
車の重量税すら支払えない現実が待っていた
もしクレジットカードが使えたら
税金をカードの分割払いができたのに…
詐欺被害額1,663万円…
もし詐欺に遭っていなければ
ご飯も食べられて
ガソリンも入れられて
税金も保険も払えて
通院もできて薬も貰えて
普通に生活できていたはずなのに
投資詐欺被害から1年以上が過ぎても
いまだに明けない世の中を生きている
苦しみの中でも前を向こうとする気持ち
気持ちとしては「これも人生経験」
「この投資詐欺被害をピンチをチャンスに変えて人生を好転させるんだ」と
自分に言い聞かせてきた
でも、転職や副業もうまく収入UPには結びつかずに
苦しい日々が積み重なるばかり
ピンチはピンチのまま
チャンスは訪れず
ただただ力不足の自分が悔しい
なんとかこの詐欺被害を
自分にとって大きなマイナス要素にするのではなく
「この経験でメンタルが鍛えられた」
「いろんな困難を乗り越える力が養われた」と
言えるようにしたい
苦しみの中からでも、将来への希望をつかみたいと
日々もがいているけれど
現在…何もつかめていない
「もう無理だ」と思う気持ちと
「まだやれる」と思う気持ちの間で
気持ちを奮い立たせ
明けない夜はないと信じて
とっくに超えたはずの限界を、さらに越えていく
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