弁護士の説明と進捗のギャップ
振り込め詐欺救済法による手続きが
実際にどれほど時間がかかるのか…
もし最初から「1年はかかります」と説明されていたら
もっと心構えをして依頼できたかもしれない
詐欺師に奪われた1,663万円が
振り込んだ口座の中に残っているか銀行が公表する確認を
これまで弁護士と何度も行ってきた
そのたびに、
「今回は公表されませんでしたが、近いうちに進展があるはずです」
との説明があったため
つい期待を抱いてしまった
もしかすると弁護士は私からの依頼を獲得するために
あえて希望を持たせるような説明を続けていたのだろうか?
依頼時の説明と現実の違い
弁護士事務所の説明では
詐欺被害者の現状回復は最短30日程度から可能で
分配金の支払い手続きは60日以上後と聞いていた
たしかに「60日以上」という表現自体に嘘はない
しかし依頼時にパラリーガルが
「場合にもよるが60日ほどで返金の目処が立つ」と話していたため
私は信じてしまいました
詐欺で全財産を失い
弁護士費用として約100万円を支払う財源もなかった私にとって
「最短30~60日で返金の可能性がある」と
説明を受けたことは希望そのものでした
もし返金が成功すれば
そのお金で弁護士費用を支払えるとさえ思っていました
振り込め詐欺救済法を使っても
相手の銀行口座にお金がない場合
返金が受けられないことは理解しています
しかし契約書にサインをするとき
弁護士費用は回収金額より高額になる場合もありますとの項目もあり
「返金に1年かかる」と事前に説明されていたら
依頼を見送っていたかもしれない…です
振り込め詐欺救済法 公告から返金までの手続きの流れ
1. 公告
2. 分配金支払手続きの開始
3. 分配金の支払額確定
4. 分配金の支払申請
5. 分配金の支払い
しかし、この最初の「公告」にさえ
弁護士に依頼してから
200日以上経った今もたどり着いていない状況です
詐欺に振り込んだ口座の残高の有無を
銀行が公表するタイミングは
通常、月度の中旬と月末の2回とのことで
今月も11月末が近づいてきたため毎日調べていますが
やはり今日も公表はなかったです
自分の心の葛藤
SNS型投資詐欺に騙された自分が悪いことは
頭では分かっています
でも、あまりにも辛くて
弁護士を責めたいわけではないのです
自分が悪いのです
けれど、希望を抱いてしまった自分が
どこか情けなくて…
こんな弱い自分が嫌になります…
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