被害回復分配金支払申請書の締め切りと返金の流れ
金融犯罪対策部・マネーローンダリング対策オフィスへの
「被害回復分配金支払申請書」の締め切りは、2025年7月16日だった
申請をすれば
振り込め詐欺に使われた口座にお金が残っていれば返金される
その返金の目安はおおよそ2か月後
つまり9月中旬ごろだ
実際に返金の入金があるかどうかの連絡は来ない
ただ、ある日突然、銀行口座に振り込まれるそうだ
私は、この金額がいくらになるのか分からない
分配金に期待を寄せている
なぜなら、自動車保険の支払日が過ぎてしまったからだ
自動車保険が切れた現実と支払いの壁
こんなに緊張しながら車のハンドルを握る日が来るとは思わなかった
以前ならトヨタカードで支払えていたが
任意整理をしたためクレジットカードが使えない
ディーラーに
「なぜトヨタクレジットカードが利用停止になっている?どーした?」と
聞かれても答えられず
言葉を詰まらせてしまった
「新しいカードを登録し、保険料を支払えるようにしてください」と
ディーラーと保険会社に言われた期日が8月末
現金で10万円を支払えば済む話なのに、そのお金もない
もし事故を起こしたら…無保険運転のリスク
保険に入らず事故を起こしたらどうなるか?
自動車保険に未加入の場合
自賠責で補償される範囲を超える人身事故の損害はすべて自己負担
相手の車の修理費も自己負担
さらに法律で定められた罰則の可能性もある
詐欺被害者の私が、もし事故を起こしたら
「払えない加害者」になってしまう
善と悪は紙一重だ
被害回復分配金で取り戻したい安心
もし被害回復分配金で、ある程度のお金が戻ってきたら
そのお金でまず自動車保険代を支払いたい
けれど正直なところ
生活で不足しているものを補いたい気持ちもある
詐欺被害額1,663万円中、返金される分配金は最大で40万円
被害者が多ければ分配金は少額になるため
振り込まれる金額によって
優先順位は変わるだろう
それでも、
せめて保険料を安心して支払えるだけの金額が
戻ってきてほしいと願っている
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