振り込め詐欺救済法で動きがあった日
預金保険機構に動きがあり
振り込め詐欺救済法に基づき
詐欺に使用された銀行口座の
ひとつの残高が公表されました
私はこの口座に30万円を振り込んでいましたが
残高はわずか806円でした
振り込め詐欺救済法では
残高が1,000円以下の場合
返金対象外となります
この口座から返金されることは
もうないでしょう
高額を振り込んだ他の口座はどうなる?
詐欺被害金1,663万円のうち残りの4つの口座
そこには800万円、500万円、300万円など
高額な振り込みをしました
ですが、それらの残高はまだ公表されていません
今回公表された30万円を振り込んだ口座は
私が最後に送金したものです
もしこの口座にわずか800円しか残っていないのなら
残りの口座も お金が残っていないのではないか?
そう考えると
不安で胸が押しつぶされそうになり
ここ2〜3日は更に落ち込んでしまいました
期待と現実が交錯する日々
頭では分かっています
振り込め詐欺救済法の対象となる口座に
お金が残っている可能性は極めて低いことを
それでも、心のどこかで
「少しでも残っていてほしい」と
奇跡を期待しています
夏の頃、
振り込め詐欺に使われた口座を調べ始めたとき
全身の血の気が引き
指先が冷たくカチカチに固くなりながら
詐欺師に振り込んだお金の行方を確認していました
そして冬の今、
残高を確認する際の感覚は、あの頃とは違います
心臓がドキドキと早鐘を打ち
冷や汗や脂汗がダラダラと流れ落ちる
指先には汗が滴り落ちるほどで
手が指が震え体もブルブルと震える
「残高を確認する」だけのことに
なぜこれほどまでに勇気が必要なのでしょうか
これからも希望や期待が打ち砕かれ
そのたびに、私の精神は耐えられるのでしょうか?
そんな不安が胸を支配しながらも
今日もまた、微かな希望を抱いて
震えながら銀行残高を確認しています
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